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料理屋的にまとめると
安い、多い、荒い
三千円でA4より少し小さいサイズで250ページフルカラー
間違いなくお得
内容量は
２０ｐ MTG
６０ｐ D&D
９０ｐ PathfinderRPG
３０ｐ ReaperMiniatures
で、Warhammer,World of WarcraftTCG,その他がそれぞれ１０ｐずつ
MTGの絵に関してはローウィンブロックからM１２までの絵が入っている。
全然収録数として網羅してないので氏の次の画集が出ること期待
ああもうWAYNE REYNOLDS最高です。
衣装の意匠がいいっしょ
服や装備品の細かいところでカッコよくてよく真似する。手首当てがまたイイ。
愛嬌のあるクリーチャー群で自分の下半身溶ける
一枚絵でこれだけの動きを見せる構図や体幹に惚れる
嬉しいのは、線画の状態のものもかなりの数収録している。
ラフも載っていて、彼の線画に心奪われている自分としてはとても嬉しい
ダメな点
なんでA4サイズですらない小ささなのか
写真みてもらえば分かる通り絵のデータを入れてるせいで、
さらに絵のサイズが小さく収録されていてもっと大きく見たいと思ってしまう。
最大のストレス感じるところは、画素が荒いこと
全てではないけど1/3くらいの絵の画素が荒い。
なんで画集買って、ネットから拾った絵をプリントアウトしたようなもの見せられてるんだろう感。細かく見たい絵でジャギジャギのカクカクだったりして不満が募る。
それでなくても、横長でデカい絵が、１ページに二枚つめ込まれたりしてるところがあったりして悲しくなる。デカい画面で見たいです。
版権関係で収録際の画素に制限あったりするのかなとおもったけど、
発売元であるPaizoのPathfinderRPGの絵ですら荒かったりする。
単にPaizoが画集作るのに慣れてないため、犠牲になったのだ。ああ。
値段そのままでいいから、収録数３分の１にして、サイズB3で大きくして見せて欲しい
米アマゾンだと２０ドル。
気に入ったのでもう一冊買って好きな絵切り取って部屋にペタペタ貼りまくる予定
ファンタジーの世界を描く-建造物編-
2012年2月23日 MTGﾌﾟﾚｲﾔｰの読書感想文 コメント (2)
の読書感想文
中身はタイトルそのもの。
チャプターは大きく４つにわかれていて
・世界の建築様式について 50ｐ
・画面全体の構成と色の作用、効果 20ｐ
・物体のディティールとテクスチャの使い方 20ｐ
・複数人のプロの作業・思考行程 20ｐ
・世界の建築様式について
ゴシックロマネスクバイキングアジア現代建築未来建築のなりたち、
実際のファンタジーアートでどう表現されているか解説。
どういった要素をおさえれば、それっぽい建築様式が表現できるか
という絵を描く側の視点の解説が面白い。
・画面全体の構成と色の作用、効果
絵の画面の構図、テーマ、コンセプト、雰囲気、ドラマ、の作り方考え方
寒色暖色等、色の使い方。
ほとんどの項目に対して、同じ絵を二種類の描き方をして、
いい例、悪い例を逐一示している。それがトロウケアの敷石だったりしてたまらない
それによって差がはっきりわかり、思考行程が追いやすく応用しやすい。
・物体のディティールとテクスチャの使い方
アナログとデジタルの道具の使い方かと思ったら、
木、レンガ、石造り、モルタル等等から
エイジング、ウェザリング、火煙のダメージのエフェクトまで。
それぞれ、全体の作業工程を三枚の進行過程画像で、何をしてるか説明。
ゲロい、ムズい、エロい
テクスチャはこう活かせ！ってのをがっちり教えてくれる
・複数人のプロの作業・思考行程
四、五人のプロが一枚の絵を描くまでの行程を、アイディア段階から
４～６ページで解説。作家自身がどういう状況でそれを描いたのか
まで言及した作業解説が面白い。
Anthony.S.Watersがラブニカの土地を描く際のコンセプトや過程が見れておっき。
あの絵が、ベクシンスキーとメビウスのイメージと言われて納得
全体通して丁寧な作りだけど、難しい部分も多く理解に時間が必要
文章での説明してるときに記号で絵のどこのことをいってるかが
マークしてあって読みやすいのも多い
大体四千円。オクか中古だと二千円くらいなのか
英語版は２０ドル程度なので、英語得意な人か絵だけ見れればいいひとは
ソッチのほうがリーズナブル。
美術系の学校いってれば知っててアタリマエのことなのかもしれないけども。
買って後悔したことといえば、素人の自分はもっと早く読んでれば…と後悔するような金言がたくさん
これで見れるMTGの絵
踏み鳴らされる地、湿った墓、神聖なる泉、神無き祭殿、草むした墓、寺院の庭、雲の宮殿 朧宮、石の壁、トロウケアの敷石、大焼炉、山（ミラディン）
