部族キューブを四人で回す。

 部族キューブの駄目なところに、ピックは魅力的ではないけどもデッキには欲しいカードがある(たとえば黒猫)。これは15手目に回ってくる可能性が高いカードで、渡されても面白くないことが多い。よって、パック最後のカードを一枚ドラフトから取り除くことにした。
 その代わりに、ピック前にプレイヤー全員に六枚のカードを渡し、その中から3枚を選んでピックする。選ばれなかったカードはドラフトから除外する。つまり15手目のカードをドラフト開始前に選ぶハウスルールを作った。この初期カードには「ピックとして魅力的ではないけどもデッキには欲しいカード」を使用し、ランダムに配る。ボードゲームでいうプレイヤー間の初期配置、初期条件の差で、ピックの方向性をつけることを期待した。

このハウスルールを四人ドラフトでやってみた結果、いい感触だった。
選ぶ三枚のカードをひとつの部族に寄せてもいいし、バラバラの方向に振り分けてもいい。初期三枚を無視して突っ込みたくなる部族もある。けれども、ピックの方向性が寄せられているので、ピック中に迷子になりにくくなった。


また、ドラフトセット自体の仕上がりは、遊んでみた感覚ピックもプレイも面白かったので調整方向は間違っていない。「縛り」の設定と、その中で最強のカードをそろえる。ただ、ニッチな部族(全色ドラゴンやオーラバトラー)は、四人のためプールに枚数が足りず組むことが難しいようだった。これが八人でもプールが足りてないようなら根本的な枚数不足なのでコノ部分は要監視。

・問題点
黒の除去、赤の除去が弱いので、そのバランスとり。どこまで除去を強くすると不公平感がないか。もしくは赤や、黒の除去の枚数不足か。

マナカーブの特色をもっとつけるべき。ゴブリンやエルフはもっと1,2マナ偏重で。

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